確立された包茎の手術法

こんなに危険だった!カントン包茎

日本の成人男性の内の七割を占めるといわれる包茎ですが、その九十%以上は自分で包皮を剥いて亀頭を露出させることが出来る仮性包茎です。日常生活に支障をきたし手術が必要だといわれている真性包茎は全体の一割にも満ちません。真性包茎はそもそも包皮口自体が小さく、亀頭を露出できないために手術で包皮の切除を行わなければならないのです。

 

そして仮性と真性の中間の状態がカントン包茎です。
カントン包茎は皮を剥くことは出来ますが勃起時には亀頭を完全に露出させることが出来ません。いわば中途半端な状態なので勃起すると亀頭に痛みを覚えることが特徴です。通常時には皮が余って見えます。そしてカントン包茎が怖いのが小さい包皮口を強引に剥いてしまうと陰茎に鬱血や腫れなどが起きることです。最悪の場合無理やり剥いた皮が戻らずに出血してしまうこともあり、こうなってしまうと痛みの他に菌などが入ってしまうこともあります。

 

衛生面からいっても恥垢が溜まりやすくまた勃起時に痛みを覚えるとパートナーとの性交もままなりません。
血行不良による亀頭の壊死といった危険なケースもあり得るため、真性包茎同様に手術をするのが望ましいでしょう。
手術を受ける際にはカントン包茎も日常生活に支障をきたすものとして健康保険が適用されます。これによって費用が縮小されます。
もし保険の適用を受けたい場合は包茎治療専門クリニックではなく、泌尿器科のある病院等に行かなければならないので注意しましょう。